株式会社 北神戸生コン

従業員が主体者となって地域と環境にやさしい社風を醸成

株式会社 北神戸生コン

所在地 神戸市北区山田町小部字妙賀11-3

TEL 078-592-7175

創 業 1973年4月

設 立 1998年10月

ミキサー 3000リットル×1基

車 輛 10トン×23台・8トン×12台・4トン×5台
 

災害に強い街づくりのために生コンの製造・販売を本格化

六甲山の北に位置する神戸市北区は、「有馬温泉」や「神戸フルーツ・フラワーパーク」など、自然に親しみ、心癒される施設も多く点在するエリア。
株式会社 北神戸生コンは、目の前に緑豊かな妙賀山を望む有馬街道沿いに位置しています。
隣には日帰り温浴施設「すずらんの湯」があり、区民にはよく知られた場所でもあります。

北神戸生コンは1973年に大峯建設として創業し、自社物件の建築工事に使用する生コンクリートを製造していました。1995年1月に発生した阪神淡路大震災を機に、神戸市の復興と災害に強い街づくりをめざし、生コンクリート(レディーミクストコンクリート)の認証基準であるJIS A 5308を1997年に取得。
翌年、現社名で法人を設立し、本格的に生コンクリートの製造・販売業務を開始しました。

2011年に建設会社や運送会社などを抱える神栄グループの一員となり、業務拡大と品質向上に拍車がかかることに。
建築物の高層化ニーズの拡大を見据え、2013年に高強度コンクリートの国土交通大臣認定(MCON-2942)を取得しました。
2015年には、隣接していた中古車販売会社の跡地を買収し、2面道路の角地を獲得。
岡田工場長は、「車輛の出入口を分離することで、ダンプなどの大型車輛も行き来しやすい広い開口とスムーズな動線が確保できました。
出入りのたびに一般車輛を停めることも減りましたし、安全性も向上したと思います」と語ります。
さらに拡大した敷地を活かし、新事務所も建設。

夜間には、バッチャープラントとともにライトに照らされ、有馬街道を行き交う車や歩行者の道しるべになっています。

 

金属探知機やGPS配車などで品質とサービス向上に尽力

北神戸生コンは創業以来、生コンクリートの品質に徹底してこだわってきました。
砕石や砂をストックヤードからバッチャープラントに移動させるベルトコンベアには、中間ラインに高性能の金属探知機を設置。

金属破片や非鉄金属片などが混入していた場合、ランプとブザーで警告を促すと同時にベルトコンベアが緊急停止。
異物を混入させないことで、確かな品質の生コンクリートを安定的に供給しています。

また需要の高まりをみせている超高強度コンクリートに力を入れるため、大学などの研究機関で使用されている全自動タイプのコンクリート圧縮試験機を導入。
自動制御によって3000ニュートンまでの強度試験を可能としています。

もちろん環境への配慮も怠りません。
ミキサー車の洗浄で排出された残コンやスラッジ(洗浄汚水)は、分級設備で砂と砂利、セメント、水に分離し、スラッジケーキとして管理・廃棄。環境被害の低減に力を尽くしています。

輸送の効率化をめざし、GPS配車システムも完備。
全車両の位置情報がモニタに表示されるだけでなく、往路移動中、復路移動中、待機中、作業中といった状況も色分けによって判別しています。

経過時間もわかるため、道路の混み具合や現場の状況も推察できると言います。
以前は、配車担当が電話で車輛の位置を確認するしかなかったため、少量の追加オーダーに大型車輛を使うことも。
現在は小型車輛の位置を確認して手配することができ、効率が格段にアップしました。
「配車の効率化は、担当者の経験によるところも多い」と話すのは、事務から出荷手配、顧客対応までこなす西岡さんです。
業務部の田中さんも「配車担当は、道路や日時によって異なる交通状況、各現場での作業スピードまで頭に入っていて、到着時間を誤差なく予測できるんです。俯瞰で見る目がすごい」と、配車担当の状況判断能力の高さに感服しています。

 

 

従業員が自発的に清掃・情報交換地域への気配りで信頼を獲得

北神戸生コンの自慢の一つが、洗車・清掃の行き届いたキレイな車輛です。
「全員が自発的に清掃しています。キレイな車の方が仕事していて気持ちがいいですから」と田中さん。
キレイな車輛は、お客様への印象も上々とのこと。
「いつも笑顔であいさつしてくれる。対応がいい」と、現場での対応も高く評価されています。

従業員が自発的に行動する社風は、どうやって生まれたのでしょうか。
そのヒントは、揺るぎない信念、風通しの良い社風にあるようです。

北神戸生コンでは、毎朝7時半に朝礼を実施。
全員が5分前には集合し、経営理念を大きな声で唱和します。
経営理念には、高品質や安全輸送、コスト削減、環境保全、コンプライアンス、最高のサービスが謳われている他、人財になるための7つの条件として、明るく元気なあいさつ、自発的な行動、納期厳守、ミスやクレームの報告などがわかりやすく明記されています。
これを毎朝確認することで、仕事に対する姿勢と意識を高めているのです。

従業員同士で改善点を指摘することもあると言います。
交通状況や現場状況についても、リアルタイムに無線で情報交換。
事務所にも報告し、一人ひとりがスムーズな業務遂行に貢献しています。

問題が生じた場合は従業員同士で議論し、その結果を上司に報告。
「出荷の流れを良くするために、スタッフの連携を密にする方法を社長に提案したことがありました。良いことはすぐに採用してくれるのが、当社の良いところですね」と西岡さんは語ります。
充実した福利厚生も、従業員のモチベーションを上げる要因です。
例えば、会社から毎日支給されるランチ。
2業者のメニューから好みの弁当を選べるのも、従業員にとってはうれしい配慮です。4Kテレビや掃除機、オーブンレンジなど、豪華な景品が当たる忘年会も同社名物となっています。

今後は、お客様への貢献はもちろん、地域にも積極的に貢献していきたいという北神戸生コン。

「ささやかなことですが、運転中は他の車に道を譲るようにしています。事故が発生したら二重事故が起きないよう、パトカーが到着するまでミキサー車で道をふさぐこともありますね」と田中さん。
「運転に関しては、定期的に全員が安全講習を受けています。

キレイな車輛で安全運転が私たちの基本です」と岡田工場長が語るように、理念に基づいた行動の積み重ねに、地域に役立つ企業としての矜持があるようです。

オフショット
北神戸生コンで働く女性の皆さん、とても仲良いそうです☆

向かって左側の女性は、ミキサーの運転手。10tも運転されます!
真ん中の女性は、運輸の事務員さん、
右側の女性は今回色々お話を聞かせて頂いた西岡さん。
お忙しい中ありがとうございました。

© Osaka Kouiki Ready-mixed Concrete Cooperative Association.
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